私にとって今日の一大イベントはAwards Luncheonです。
起きて、シャワーを浴びたらその支度。妙に緊張してきたりなんかして(笑)。
会場でDr. Ransoneと落ち合ってcheck-inしようとすると、
check-in tableに座って受付をされていた方を見たDr. Ransoneが、
“あ、紹介するよ、彼女はSan Joseでボクの教え子だったんだ、アリコ、この子達はうちの学生だよ”と、私たちを紹介してくれました。緊張もあってか半分上の空だった私は、その方が日本人なのかどうかもあまり把握しないまま、あ、どうも、こんにちは、さゆりですー、と英語で挨拶して握手をしてtableを離れたのですが。
…。
…。
あれ?今Ransoneさんアリコって言った?
“Dr. Ransone、彼女もしかして、イソさん?Pittsburgh Steelersの?”
“そうだよ、だから紹介したんじゃない”
“うぎゃぁぁぁぁ、気がつかなかったです!”
“もう一回話しに行ってくる?”
“はははははいいい!”
というわけで、実に失礼な話だったのですが、改めてご挨拶に行ってきました。
言い訳をするわけじゃないんですが、有里子さんというより“磯さん”という苗字が強く印象に残っていたのと、TVで少しと雑誌での数枚の写真でしかお顔を拝見したことがなかったので、
一発でrecogniseすることができませんでした…。あああ、憧れの人なのに!
磯さんはこのNATA Scholarshipのcommitteeのメンバーでいらっしゃるそうで、
それで受付をされていたようです。正にサプライズ!な出会いでした。
もうこれだけでコンベンションに来てよかった。。。
Luncheon自体はというと、これもまた豪華で。この昼食会を主催してくれているのがNBAだったんですね。なので、会場に入るとまず、目の前のテーブルにNBAのチームのキャップがずらりと並んでいて、“どれでも好きなものをひとつお取り下さい”なんて言われてしまって。
悩んだ末に76ersのを取って、アイ(仮名)さんから裏切り者と言われてしまいました。
ご馳走の並ぶテーブルの真ん中には、これまたそれぞれのチームのロゴが入ったバスケットボールがひとつ置かれていて。好きな人が持ち帰っていい、ということだったので、
式典のあと半ば無理矢理もらってきてしまいました。このボールはちなみにSpursです。
この環境、バスケ好きな私には毒なほどです。たぶん目がハートになっていたと思います(笑)。
Chuck氏の発音は、ラストネームは怪しかったですがファーストネームはばっちりでした(笑)。
Recipientと書かれたカバンを頂いて、Certificateを頂いて、グループ写真を撮って無事に式典は終わりました。隣の席に座ったミズーリの学校に通う男の子とも、数いる生徒の中から選んでもらったんだから、嬉しいよね。これからもっと頑張らないとね、なんて話しました。
こうしてrecognizeされるのも、応援してくれる両親と家族と、プログラムの先生たちと、
先輩と同輩と後輩と、友達のサポートがあったからこそです。それに、生徒を伸ばそうとしてくれるNATAのCommitteeの皆さんの気持ちも、スポンサーになってくれる方々も。
これだけの人たちが私たちの気持ちを理解してくれるってすごいことです。
皆さんの協力のお陰でとりあえずここまでは歩いてくることができました。感謝!
まだまだ至らないところばかりですけど、これからももっともっと頑張っていきます。
最後に、磯さんと撮った写真です。
彼女の存在が、どれほど女性トレーナーのチカラになっていることか。
道なき道を行くのは想像以上にエネルギーが要ることです。パイオニアって、本当にすごいや!