昨日はNBAの試合に行ってきましたが、
今日は今日でバスケットボールDリーグの試合観戦にAustinまで行ってきました。
Austin Toros vs Albuquerque Thunderbirdsの試合です。
このDリーグ、今年できたばかりの新しいもので、正式名称は
NBA Development League。
ABAはNBAとは切り離された“独立リーグ”ですが、
NBADLはNBA直属の云わば“マイナーリーグ”。NBA選手のタマゴを集めたリーグです。
つまりは、このリーグで活躍して目に留まれば、いつでもどこのNBAチームからでも
声がかかってNBAに上がっていける可能性があるということです。
お目当ては、地元・Austinではありません。
←アルバカーキに所属する、田臥勇太選手です!
田臥選手は日本でも有名人ですし、
ここで改めて解説する必要はありませんよね?
10人を超える日本人の大群で、日本語で大声で
応援するのはなかなかに楽しかったです。試合のほうも、
アルバカーキの逆転勝利でした!
田臥選手がプレーしている時間帯にはディフェンスもメリハリが良く、ボールをプッシュしようという意図もはっきり見てるほうに伝わってくる、いい試合だったと思います。
カットインから後方へのスナップパスとか、
3 pointのカウントで4点プレーとか、すごいのかましてました。
私たちがあんまりにタブセタブセ騒ぐので、近くに座ってたToros fanの
ブラックのおねーちゃんまで一緒になってタブセー!と叫んでくれたりで面白かったです。
この試合には、アルバカーキのトレーナーであるトラさんのご好意で招待して頂いたのですが、
試合の後、食事をご一緒してお話する機会がありました。
そのとき、“もうひとり来るけどいいかな?”と仰ったのでまさかとは思ったのですが、それから
しばらくして田臥選手が“お邪魔します”と現れた時には心臓がびよんとジャンプしました。
今まで一方的に知っているだけだった方とこうして会えてお話して、
相互にやりとりできるというのは不思議な感覚です。シビれます。
トラさんからも田臥さんからも、Dリーグの色々なお話を聞かせていただきましたが、
トレーナーとEquipment managerを兼ねてらっしゃるトラさんのお仕事、スタンス、哲学には
色々学ぶところがありました。
私は私で、今は自分の根っこを深く広く伸ばしている最中だという風に自覚しているけれど、
根っこをしっかり組み終えてどんどん上に枝を伸ばしている人と出会って、
どんな風に根っこ伸ばしてみたとか、枝を広げていくのがどんな風に楽しいとか、
そういう色んな経験談を聞くのって本当に楽しい。
自分の先には何が待っているんだろう?ってワケもなくうきうきしてくるんだよね。
人の木がとっても素敵だからって、自分の根っこの伸ばし方を丸々人真似しようとは思わない。
自分には自分で仮に今見えてないとしても自分のこだわりや好みというものは確かにあって、
それを“あの人の格好良いから真似しよう”って軽い気持ちでcompensateすると
きっと後で後悔するから、今は慎重になるべき時期だと漠然と思うのです。
でも、どんな育ち方を選ぶとしても、選ぶのが私自身であるのに変わりはないし、
そのときまでにたくさんの人の育ち方を見てきていたら、それだけ選択の幅も増えるし、
より面白いものが最終的にできあがると思うんだよね。抽象的な書き方しかできないけど。
どんな木も、しっかりした根が無ければ大きくは育たないから、
やっぱりとうぶん私は根っこ生やし、がんばらないとね。
しっかりした根っこのあるお二人には、大きく立派な幹を持つ生命力溢れる木を育ててほしいなと、勝手にこれからもご活躍を期待しています。
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田臥さんのHomepageから、彼の試合での成績や、ファンへのメッセージが読めるのですが、
今日のメッセージの最後にこんなコメントを書いてくださってます。
>それと最後にもう1つ。
>今日もたくさんの日本人の方が応援に来てくれてました。
>本当にありがとうございました!
こちらこそ、本当にありがとうございました!