Three Drinks Behind
2007-07-29T02:48:17+09:00
blinkinglonestar
Texasの大学でAthletic Trainingを専攻中のさゆりの記録。卒業を目前にAustin Wranglersでのインターンも楽しんでます。コメント、メッセージはお気軽に!
Excite Blog
最後の更新。
http://bluebonnet.exblog.jp/5878849/
2007-07-28T01:45:00+09:00
2007-07-29T02:48:17+09:00
2007-07-29T02:47:43+09:00
blinkinglonestar
未分類
まだまだドアは開けたままにしておきますし、こっちもチェックしてますので、
コメントとか書いていただければお返事しますよー。っていうか、
昨日の更新は朝の5時までかかって頑張って書いたので、皆様のリアクションお待ちしています。
(最初はネット上で運動の図を探していたのですが、良いものを見つけるのが大変で面倒くさく
なって、途中から全部描いちゃいました。運動なんて文章で説明するもんじゃないですね…)
でもまぁとりあえず、今日付けでお引越しということで。
新Blog: Innervate The World!
になります。皆様変わらず足を運んでいただければ幸いです。
改めて、毎日読みに来て下さっていた方、毎日じゃないけど結構来たぞって方、
たまには見てたよって方、全然意味わかんないからほとんど見なかったわって方、
皆さんまとめてありがとうございました!
初めてBlogというものをつけ始めて軌道に乗ってから、なかなか自分のやりたかったことがここで実現できたかなと思っています。実際のトレーナー生活にも本当にかなり役立ちましたし、ここで沢山の人とInteractしていく中で勉強することも多かったです。
Blogを通じての素敵な出会いもひとつやふたつではありませんでした。ねぇケニー。
頂いたコメント、個人的なメッセージやメール、どれもとっても嬉しかったです。
これからもますます頑張っていきますので、宜しくお願いします。
それではとりあえず、Three Drinks Behindはこれでお終いです。
本当にありがとうございました!
Peace]]>
Self-Management of Shoulder Instability 3。
http://bluebonnet.exblog.jp/5874601/
2007-07-27T11:34:00+09:00
2007-07-28T16:00:56+09:00
2007-07-28T11:56:23+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
前回までの内容を2文にまとめてみると、
肩関節は骨の構造から言って非常に不安定な球関節であり、脱臼しやすい傾向にある。
脱臼癖がつき、関節包・靭帯が伸びてしまった肩は、Rotator Cuffを鍛えて安定性を
回復する必要がある。ということです。
…なんでこれだけのこと言うのに2日もかかっちゃうんでしょうか。反省です。
さて、ではいよいよExerciseの紹介なのですが、実は肩の運動と一口に言っても
様々なものがあり、全てを紹介しようと思ったら一ヶ月かけたって足りないほど。
Isometric、Isotonic、Itokinetic、どのレベルが患者さんに合っているのか、
ROM(可動域)の回復に焦点を合わせるべきなのか、それともStrengthやEnduranceの向上が今最も必要なのか…ケースバイケースでやるべき運動は変わってくるんです。
でも、そんなことを書いていてもしょうがない!
今回のテーマはSelf-management of shoulder instabilityなので、一人ででも簡単にできる、シンプルでやりやすくオールマイティな運動を紹介したいと思っています。
それは、Texas State UniversityでRotator Cuff等肩の怪我全般のリハビリに使われていた、“PRICE Program”と呼ばれるエクササイズプログラム。
ビデオに運動が全て録画されていて、選手はそれを見ながら全く同じことをやればいいので、
私たちATの手間もかからず、且つ全ての運動をやれば肩周りの筋肉は満遍なく鍛えられるという、なかなか優れものののプログラムで、私も個人的に非常に気に入っています。
さすがにその映像を丸ごとインターネットで見つけることは出来ませんでしたが、
ひとつひとつbreak downして説明していきます。
1. Shoulder shrugs(←)
両肩で耳を挟むように、
肩甲骨を真っ直ぐ上に上げる。
2. Lateral Raises(→)
腕を両脇に沿って伸ばした状態から、
床に平行になるよう90度に上げて、
Holdする。このとき、
掌は下を向いているように。
3. Front Raises(←)
太ももに掌をつけ腕を伸ばした状態から
両腕を前方に90度まで上げ、Holdする。
掌は常に下向き。
4. Forward Shrug Rolls(→)
1の要領で肩を上げ、上腕骨頭を出来る
限り大きく動かしながら、肩を前周りに回す。
5. Diagonal Raises(←)
親指を下にした状態から、
腕をDiagonal(斜め)に90度まで上げ
Holdする。
6. Backward Shrud Rolls(→)
4の逆周り。
肩を後ろ周りに回す。
7. Lateral Rotation Raises(←)
2と同じ要領で腕を90度まで上げてHold。
ただし、腕を上げながら親指を上向きに回転させ、
上げきったときには掌が上を向いているようにする。
8. Cross Chest Raises(→)
肘を脇に固定した状態から屈折させ、
手で逆側の肩に触れる。左右交互に繰り返す。
9. Internal & External Rotation(←)
肘を脇にしっかり固定したまま、
上腕を軸に肘から下を動かして、内旋・外旋を繰り返す。
このとき、必ずNeutral position(中間地点)で
一時停止するようにする。
10. Horizontal Standing FLYS
(Palm down) (→)
腕を前方に90度上げた状態からスタート。
地面に水平に、両腕が直線になるまで
外転していく。このとき、掌は常に下向き。
11. Horizontal Standing FLYS (Up to Down)
10に同じ、ただし、今回はスタート時に掌を上に向けた状態から、
90度外転をした(両腕を開ききった)ときには掌が下を向いているよう回転を加える。
12. Horizontal Standing FLYS (to Up)
今度は11の逆。掌が下→上向き。
13. Side Pullups(←)
手を下に伸ばした状態から、
肘を曲げて脇の下に両手を引き上げ、Hold。
14. Bend Over Rolls(→)
上半身を90度に前方に曲げ、
両腕を真っ直ぐに下に伸ばした状態から、
肘を屈曲し、胸に両手を引き上げる。
15. Side Pull Up and Press(←)
13のSide pullupsと同じ要領で脇の下まで手を引き
上げ、そこから真っ直ぐ上に腕を伸ばす。
このとき、手の動く面はずっと地面に垂直であること。
(直線に真っ直ぐ上に引き上げ、真っ直ぐ上に伸ばす)
16. Standing Overhead
Lateral Press(→)
5のDiagonal raiseをして
腕を90度まで上げたあと、
そこから外転をして
肘が耳につくまで持ってくる。
17. Triceps Press(←)
肘を耳にくっつけて固定させ、
両肘を曲げて頭の後ろに両手を構える。
そのまま肘を伸展させていき、
完全に伸ばしきる。
18. Biceps Press(→)
掌を上に向けた状態で、腿に沿うように腕を伸ばす。
肘から下だけを動かして、両肘を屈曲させ、
限界まで曲げきる。
この18種類の運動を、それぞれ30秒間、ゆっくりと繰り返します。
動きの中で幾つかphaseのあるものは(例えばSide Pull Up and Pressだったら、
開始→脇、脇→頭上、頭上→脇、脇→開始という風に一連の動きを4つに分けることが出来ます)
それぞれのPhaseの終わりに一呼吸Holdすること。決して急がないで下さい。
先に言ったように、ビデオにお手本となる運動を録画して、それを見ながらやれればベストなのですが、それが無理なのであれば、運動のリストを目のつくところに置いておいて、
30秒ごとにアラームがなるように設定しておくか、
ストップウォッチか時計を目の前に置いてやってもいいですね。
何度もやれば、運動の順番は自然に覚えちゃうとは思いますが。
一度始めたら、休憩を入れずに流れるように終わりまで一気にやりましょう。
Ankle weightを付けたり、ダンベルを持ったり、それもなかったら水ボトルを持ったりして、
(TherabandはこのProgramに関しては非常に使いづらいかもしれません。Multi-planeだし)
自分に合うように負荷を設定してやってもらっていいのですが、それでも全てノンストップで続ければ9分にもなるこのExercise、何も使わなくても最後には結構肩が疲れてくるはずです。
姿勢や肩、肘の角度は特に注意してください。きっちり曲げきるか、90度に曲げきるか、
伸ばしきるかのどれかのハズです。30度に曲げる、とか、そんな中途半端な角度はないので、
自分の身体が今どれくらい曲がっているのか、意識しながらやりましょう。
鏡のあるところでやってもいいですし、パートナーにチェックしてもらうのも効果的です。
それからそれから。掌の向きが指定されているExerciseが多くあります。
これは、何でもないように見えて非常に重要ですので、各運動、指示通り行ってください。
●怖いから動かさない、では逆効果。
怖がって肩を上げないよう生活するようになると、肩はどんどんその機能を失ってしまいます。
まずは使われなくなった筋肉たちがatrophy(退化・萎縮)を起こしてチカラを失い、
更には関節包も縮こまってthickenedしてしまい、正常なfunctioningに必要な弾力性を失ってしまいます。分厚くなってしまった関節包は今までのように滑液を分泌することができず、
関節の中の滑液は少なくなって、関節面に送り込まれる栄養の量も減ってしまいます。
関節包はガチガチ、筋肉はひょろひょろ、関節面にある軟骨は栄養が行かずにぼろぼろ。
これがいわゆるお年寄りなんかに多い、Frozen Shoulder(凍結肩・五十肩)。
動かさないことで本当に肩が動かなくなってしまう、という現象です。
●Pain-Free
それを防ぐためにも、やっぱり普段から肩を動かすことがとっても大事なんです。
何十kgものダンベルをもりもり上げるような、いわゆる“筋トレ”をしなくても、
PRICE Programなどのようにゆっくりと大きく最大の可動域で肩を動かし、
筋肉、関節包、軟骨たちに適度に刺激を与えていれば、上のようなことは防げます。
ここでのキーワードは、Pain-Free。
No-pain No-gainという言葉は完全な間違い。リハビリは、決して痛みを誘発するものであってはなりません。翌日筋肉痛で痛い、というのは適度な運動をしている証拠ですが、
もし運動中に明らかに筋肉痛ではない痛みを感じた場合、痛みが何日たっても消えない場合は、少し運動量を減らし、Take it easyで行きましょう。
●手術というオプション。
前回の更新で、伸びた関節包と靭帯を締めなおすには手術しかない、と書きましたが、私は、肩の脱臼癖に関して言えば、手術というオプションは決して悪いものではないと思っています。
少し前に肩のお医者様とお話しする機会があったのでこの話をしてみたのですが、
・最初の脱臼の原因がCongenitalなものではなく、Traumaticである。
(つまり先天的な脱臼癖ではなく、怪我によって癖がついた)
・スポーツをしていなくても、日常生活に影響があるほど症状がひどい。
(例えば、腕を上げるたびに肩が外れるとか、上げられるけれど痛みが出るとか、
不快感があって肩を上げることがそもそもできない、というのもこのうちに入ります)
この2つの条件に当てはまれば、手術をするべきである、と先生は仰っていました。
私もその先生も、一般的に手術はむしろ否定的なほうなのですが、(2人とも、手術よりも
運動療法等を通じて治療が出来るなら、そっちのほうが良い、というPhilosophyです)
この件に関しては例外的に、むしろ手術がベストだ、と考えています。
先生は手術の成功率、改善率、そして満足度は100%。絶対に良くなる、と断言されていました。
なので、上の二つの条件に当てはまる方、無理にとは言いませんが、
手術という選択肢を一度ご検討されてみることをオススメします。
入院、それからリハビリ、と、もちろんやらなければいけないことはあるわけですけれど、
それを乗り越えた後は、もう今後恐怖感とは一切戦わなくて良いわけですし、
運動療法だけでは成し得ない、絶対的な安定感を得ることが出来はずです。
さて、今回も長くなっちゃいましたが、PRICE Programご理解いただけたでしょうか。
もし説明不足な運動があったら教えてください。更に解説します。
このご相談を頂いたご本人の状態ですと、不安感こそあれどROMは充分ありましたし、
この運動をすることは可能だと思ったんですが…。もしできないものなどあったら教えてください。
これ、私も一時期やってたんですけどね、結構、何もWeightつけなくても筋肉痛になったもんです。本当にVersatileで肩ならば何にでも使える優れたExercise Programです。
肩が健康だと思っている皆さんにも、筋バランスを整えるには適していますので、
是非一度皆さんお試し下さい!
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さて、いきなりですが、これでこのBlogでの更新を実質最後にしたいと思います。
明日からは、新Blogに移転して、気分新たに始めたいと思います!
新しいURLはここでお知らせしますのでご心配なく。
2年と4ヶ月ほど、このThree Drinks Behindにお付き合い頂きありがとうございました。
リンクしていただいている方、明日改めてご連絡させていただきます。
それでは皆様、良い週末を。]]>
盛りだくさんな一週間。
http://bluebonnet.exblog.jp/5870292/
2007-07-26T23:59:00+09:00
2007-07-28T00:37:49+09:00
2007-07-27T17:08:42+09:00
blinkinglonestar
未分類
月曜日は夜に酔っ払い2人組に呼び出されて(笑)、
カツさん宅でネコとアヒルと戯れていたら、気がついたら朝の4時。
火曜日はお昼まで寝てやろうと気合を入れていたのですが、ベッドが早朝に届いて、2時間かけて汗だくで組み立てに没頭。そのままテンションが上がって部屋の掃除を始めてしまい、
夜も寝られなくなって、新しいBlogの製作と(意外に手間がかかるんですこれが)、
オンラインでのDriving Courseをがふがふ受けていたら、やっぱり寝付いたのは3時過ぎ。
昨日の水曜日はフロリダの運転免許証の書き換えに行き、
夜は友人にMiraku(味楽)という日本食屋さんに
連れて行ってもらい、そのあと映画まで見てきました。
Now I Pronounce You Chunk and Larryという
コメディー映画だったのですが、Adam Sandlerと
Kevin Jamesが主演していて面白くないわけがないっ。
ひたすらお馬鹿なコメディーでしたが、笑い転げながら見ていました。
映画を見終えて帰ってきたら11時過ぎ、寝たのはやっぱり3時。
完全に昼と夜が逆転しつつあります。
仕事があった以前は朝5時起きの健康な毎日だったのに。
…大丈夫かな、私。
さて、今日はというと、明海さんに声をかけてもらって、
Daytona Beachという街まで車で2時間半ほどかけて出かけてきました。
目的は、Florida International Festivalのためにここへ来ている、
ジャズピアニスト・上原ひろみさんの演奏を聴くため。
彼女の演奏を聴くのは初めてでしたが、一気にファンになってしまうような素敵なステージでした!
Jazzって、私が今までが見聞きしてきた少ない経験から言って、
音遊び、っていう表現が一番近いような気するんですよね。
ベースとなるメロディーやリズムがあって、それに一人が音を重ね、メンバーにほいって渡す。
それを彼らが更に音を崩し、足して引いて並べ替え、アレンジして、またほいって返す。
それにまた別の人が色を加え味を加えて、ほほいって投げ返す。
耳を済ませてお互いの表情を見ながら、笑顔で楽しそうに演奏してるんです。
だから聴いててもね、演者が“遊んでいる”のが分かるんですよ。もちろん良い意味で。
この即興性とエンターテイメント性が、ジャズの最高の魅力だと思います。
彼女が演奏するのは、クラシックなジャズピアノではなく、彼女流にひねりにひねりを加えた感じなのですが、このジャズの面白さの根本というところはきっちり踏んでいて。
一時間半ほど、たっぷり演奏して頂きましたが、本当に楽しかった!
今日はもう遅いので、写真は後日UPしますね。
彼女の名前をクリックすると飛べる公式サイト、是非お時間のある方はご覧になってください。
ちなみに私は、彼女の“Message”から読める、イタリアでの公演話に感動しました。
音楽だけでなく、素敵な文章も書かれる方なんですね!
そんなわけで、今日も既に朝の4時です。ひゃほうー。]]>
Camp最終日&初挑戦。
http://bluebonnet.exblog.jp/5853235/
2007-07-22T23:59:00+09:00
2007-07-24T18:23:34+09:00
2007-07-24T18:23:34+09:00
blinkinglonestar
Sports
私の見ていた場所では、このキャンプ中大きな怪我もなく、無事に終えることができました。
他のsiteではやっぱりヒザや肩やっちゃった子がいたみたいですが…。これだけの人数が集まれば怪我がゼロでは済まないだろうなと思ってましたけど、ね、残念です。
うーん、こういう、例えば3日間だけ選手を見るのって難しい。
Shoulder Instabilityのある子を発見したんですけど、それでも彼女に、“肩のエクササイズをやってstabilityを上げないとね、高校のトレーナーと話して、エクササイズプログラムを組んでもらいな”、と言ってみても、実際彼女がこれからそれを実行してくれるかどうかはわからない。
もちろん目にした選手を全員ベストのコンディションまで持っていける余裕などない、
元々そんなキャンプスケジュールだからアタマでは分かっているんですが、もどかしい。
同じように短期の仕事だったホノルルマラソンのときもこんな気持ちになったものです。
出来る以上のことは出来ないけれど、それでも出来ることだけはしたいなぁ。
欲張りでごめんなさい。
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さて、キャンプを終えて家に帰ってきて、あまりの眠さに仮眠をとったあと、
ひとみさんに声をかけてもらって、初めてロッククライミング・ジムに出かけてきました!
ロッククライミングって、ひたすら壁をよじ登っていくイメージしかなかったんですけど、そうではなかったみたい。ロッククライミング・ジムは大きくトンネルエリアと壁エリアに別れていて、壁は前述の通り、命綱をつけて上までひょいひょい上がっていくもの。そしてトンネルのほうは、もっとパズル的要素が強い、難易度も様々なものが設定されています。
超初心者の私は、↑今日はトンネルのみに挑戦。これがね、面白いんですよ!
手&足場となる壁に付いている岩には、それぞれテープが張られていて、緑、白、青やオレンジ…色んな色に色分けされているんです。スタート地点となる岩に両手をかけた状態でスタートし、同じ色のテープの張られた足場のみを使って、ゴールまで辿り着ければクリア、みたいになっているんです。これね、ここに足をかけて、次にここに手を伸ばして、ってよく構想を練って、めちゃめちゃ頭使わないとクリアできないんですよ!すごい所なんか、トンネルの天井部をほぼ逆さまになって進んでいくコースもあったりして。さすがにそれはやりませんでしたが、難易度を段々上げていってクリアしていくのはすごい達成感があります。…といっても数個しかクリアできませんでしたけど。
私は今まで、“あんなちっこい足場でどうやって壁上っていくんだろう、神業だ!”と思っていたのですが、意外にあんな小さなものでも手を引っ掛け足を引っ掛けしてみると、案外身体は安定するもの。筋肉ムキムキのヒトじゃなきゃできない遊びだと思っていましたが、そういうわけではないみたいです。
ただ、自分の身体を腕一本で引っ張り上げたり、支えたり…
こういうのはやっぱりキツイですね!握力が要るのと上腕、肩にかかる負担が半端じゃないので、一回終えただけでも上半身がぐったり。2度目の挑戦には回復時間をしっかり取らないと、むしろ次の途中で力尽きてしまったりします。
元気な男性陣&ひとみさんは壁のぼり(←)にも挑戦してました!見上げていると首が痛くなるほどの高い壁でしたが、意外に皆スイスイ上まで登れてしまって、なんだか楽しそうー。次回は是非私もこっちに挑戦してみたいです。高いところ、実はそんなに得意じゃないんですけど…。
手の皮を擦りむいて、一日目にしてタコができる寸前まで手を酷使してしまいましたが、猛烈に楽しかったです!ただ、筋持久力の回復に限界があるので、長時間は遊べないのが悔しいですけど。もっと通えばもっともっと上手くなるのかなぁ。ひとみさん以外は全員初体験のメンバーばかりでしたが、皆して帰り道は“面白い!”と連発。新しいGainesvilleの流行となりそうです(笑)。ひとみさん、ありがとうございました!]]>
Volleyball Camp 2日目。
http://bluebonnet.exblog.jp/5850744/
2007-07-21T23:59:00+09:00
2007-07-24T05:35:08+09:00
2007-07-24T05:35:08+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
9-11:30と、1:30-4:00と、6:30-9:30の練習です。よくやるなぁ、高校生…。
午前中とお昼の練習は昨日と同じくGainesville High School、
最後の夜の練習はLincoln Middle Schoolという学校に場所を変えて行われました。
何人かをテープしたり、Blisterのケアをしたり、親指を突き指したと号泣してくる子なんかもいましたけど、全体的には大きな怪我もなく、穏やかに過ぎていってくれてよかったです。
コーチの一人に、“高校生の女の子は何でもかんでもドラマ(大袈裟に騒いでみせること)ばっかり…。男子をコーチするほうがやりやすいわ”と愚痴を言われたんですが、
それでも高校生ってやっぱり素直。きちんとinstructionを与えるとうんうん聞いてくれるので助かりました。それでもやっぱり、ちゃらんぽらん感はありますけどねー。若いからしょうがないっ。
キャンプの仕事を終えた後は、カツさん企画のワインティスティング会にお邪魔してきました。
ワインなんかほとんど知らない私ですが、そんな初心者のためにも飲みやすいワインを揃えてくださっていてどれも美味しく頂けました。シャンパンとスパークリングワインの違いとか、
ワイングラスの形の重要性とか、全然知らなかったことも教えてもらっちゃいました。
奥が深いんですね、ワイン!そりゃーハマっちゃう人も多いわけです。
カツさんと私に意外な共通の知り合いがいたり、岡部さんがヒトの台所で突如料理を始めたり、
タケトさんのMixiの登録を勝手に皆でしたりして、もうめちゃめちゃ楽しかったです。
明日はキャンプ最終日。あんまり寝られないまま迎えることになりそうですが、頑張るぞー。]]>
初仕事!High School Volleyball Camp。
http://bluebonnet.exblog.jp/5846476/
2007-07-20T23:59:00+09:00
2007-07-23T15:39:58+09:00
2007-07-23T15:39:58+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
運動の紹介はこの仕事の後になりそうです、もうちょっとだけお待ち下さい!
さて、今日はATCとしての本格的初仕事!
Austin WranlgersのときからATCだったのですが、私が今回を“本格的”初仕事と思うのは、初めてひとりでひとつの場所の責任を負い、Superviserがいない状態で働くから、です。
UFが主催する今日から始まる高校生を対象にしたVolleyball CampのSession IV。
Connieに頼まれてATのお手伝いをすることになっていたので、
まずはメイン会場であるUF内のO'Connell Centerに向かいました。
フロアに集まっている高校生の多さを見てびっくり。Gainesvilleやその周辺から主に集まっているのかと思いきや、Jacksonville、Orlando、Tampaなど、結構フロリダ中色んなところから集まってきているみたいです。 流れを確認したあとは、今日の担当会場であるGainesville High Schoolに移動。幸い今日の練習では何も怪我が起こらなかったので、皆の安全を確認しつつ、コーチさんとおしゃべりしてました。コーチの古い怪我について相談されてEvaluationしたりして…。
それにしても高校生のプレーをこういう風に見るのは初めてです。これから嫌ってほど見ることになるんでしょうけど。レベルはやっぱりばらつきがあって、この子はとんでもないセンスがあるなぁと感心してしまう子もいれば、うーん、ガンバレ!って子もいます。それでも皆とっても楽しそうにやっていて、ミスをした後の心底悔しそうな顔や、プレーが決まったときのはにかんだ笑顔を見ていて、この子たちバレーボールが本当に好きなんだろうなぁ、頼まれなくたってお金出されなくたって必死にボール追っかけてるんだもんなぁ、となんだかしんみりしてしまいました。私も昔あんなに上手くなることに必死で真っ直ぐだったのに、バスケが上手くいかなくなってどうしていいか分からず、まっすぐにひねくれてしまった。あそこから人生仕切りなおさないと、ダメなのかなぁ私は。
昔に浸ってしまいながらも、彼女らを見ながら、大学の選手たちって本当に
選ばれたアスリートたちなんだなぁ、プロなんか尚更だ、ともまた実感しました。
アメリカの高校では、スポーツに様々なレベルが設定されていて(ex. Varsity, Junior, Freshman, etc...)、多くの学生が関われるようなシステムになっていますが、
大学は奨学金もあるぶんその門は狭く、大学でプレーできるのは高校Varsity athletesのほんの一握り、と言われています。プロなんか、そのまたほんの一握り。天文学的確率です。
今までむしろその、ほんの一握りのトップの子達ばかりを見てきたから、
それをアタリマエと思ってしまいがちなんですけど、大間違いですよね。
一緒にバカばかりしてると、“この子たちは才能と努力でここまできた、
選ばれたAthletesなのだ”という尊敬の念を時々忘れることがあります(笑)。
でもあれですよね、どんなに素晴らしいアスリートでも、きっと高校生時代はあって、そのときにはきっとこうしてサマーキャンプにも参加していたんです、そう、今日の彼女たちみたいに。
ローマは一日にして成らず。今回参加している子たちにもこの機会を活かしてExposureを楽しんでもらって、一杯練習してどんどん成長して、大学・プロと進んでいってもらいたいですね!]]>
UFキャンパスツアー。
http://bluebonnet.exblog.jp/5823646/
2007-07-18T23:59:00+09:00
2007-07-19T14:14:09+09:00
2007-07-19T14:14:09+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
今日は忙しくて書ききれなかったので、ちょっとお休みします。
その代わり、忙しい一日を過ごしてきましたよー。
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今日は、これから私の直接の上司になる、Graduate Athletic Training ProgramのDirectorであるDr. Doverに会いにキャンパスまで足を伸ばしてきました。
そういえばBlogには書いてなかったんですけど、I-20を受け取りに
International Centerへ先日足を運んだため、キャンパスを歩き回るのは2回目。
いやいや、これがでっかいんですよホントに。まだ全然把握できてません。 まだParking Permissionもないので、お金を払ってVisitor Parkingへ。
車の移動は、ここが不便。UF周辺には自転車乗ってるヒトやスクーターを多く見かけます。
Dr. Doverとは面接も含め、電話越しに話したことは何回かあったのですが、
直接会うのは今回が初めて。オフィスが目に入ってくるとそのドアはもう開いていて、
こんにちはー、とドキドキ声をかけながら入ってみました。…すると。
わ、若い、Dr. Dover!DrだしProgram Directorだし、勝手にDr. Ransoneみたいな
ヒトの良いおじいちゃんを想像していたのですが、めちゃめちゃ若い先生でした、Dr. Dover!
やー調子どうっすか、なんて話をひとしきりしたあとに、優しいMy New Bossは、
私を連れて1on1で簡単なキャンパスツアーに連れて行ってくれました。
私たちがこれから授業で使う建物、カフェテリア、キャリアセンター、
それから、私たちのProfessionに忘れてはいけない、Athletic Facilities!↓ Football StadiumであるBen Hill Griffin Stadiumに、開いていたゲートからひょいひょい入っていっちゃうDr. Doverを見て、うわ、ここは一人では入れてないや、来てよかった!と思わず思っちゃいました。約90000人が入るというスタジアムは、圧巻圧巻!
さらに、End ZoneにあるAthletic Training Room、O'Connell Center、
その中にあるプール、インドアトラックの競技場、etc etc…などを見せてくれました。
Program AssistantのJamesとも会ったんですが、このヒトは本当に良い人で、
“生徒のためなら何でもするよ、皆頑張っているんだもん。生徒が大好きだから、僕はできることは何でもしたいんだ!24-7でオフィスのドアは開けておくし、困ったことはまず僕に相談してね!”
なんて嬉しそうに言ってくれるんです。
“ATの生徒は特に働きすぎってくらいいつも頑張ってるよね。
特に頑張ってる生徒にはさ、僕も特に良くしてあげなくちゃと思うんだ”
なんて、ATの学生を理解してくれる存在は私たちにとって財産です!!!!
このプログラムの印象が今日で本当に最高のものになったのは、
スタッフ同士がお互いを本当に褒めあっているところ。しかも、お互いがいない場で。
“彼は物事を先取りして本当に良く仕事をしてくれるんだ。彼がいてくれて本当に感謝してるよ”
“さっきはDr. Doverが僕のことを良く言ってくれたけど、本当にすごいのは彼のほうでね…”
なんて、ちょっと可笑しく思っちゃうくらい私に向かってそれぞれが話してくれるんです。
密に連絡が取れていて、信頼関係が成り立っている証拠。
良いプログラムって、きっとこうなんじゃないかなと思うんです。
それから、“生徒が大好き!頑張ってる彼らは俺らが思いっきりサポートしてやる!”
っていう強い姿勢があること。生徒が学ぶことに情熱を感じてここに集まってくるように、
教授たちスタッフたちもそんな彼らの中に情熱を見出して、熱意をもって指導してくれるなんて最高以外の何者でもありません!ふらっと足を運んだ新参者の私にさえ、手取り足取り本当に良くしてくれて。この気持ちにこれから2倍も3倍にもして応えていかなきゃ!ああ、本当にここを選んで良かった、間違ってなかった、と実感できました。本当に嬉しいです!
向かうときは不安半分でキャンパス内を歩いていましたが、
帰るころには嬉しすぎて何だか自然に顔がにこにこしちゃってました。
そうそう、いるかなーと思ってたらやっぱりキャンパスの真ん中にいました、Gator。 --------------------------------------
夕方なんだか無性に運動がしたくなって、アパートのFitness Centerで走って、
それからプールでもりもり水泳。あーよく泳いだ、とプールを上がったころに、テニスをやらないかという電話をもらって、日本人・チリ人・トルコ人皆で混ざってテニスしてきました。
気持ち良いだるさです。
でも、明日は、動け、ない、かも…。]]>
Self-Management of Shoulder Instability 2。
http://bluebonnet.exblog.jp/5816713/
2007-07-17T21:30:00+09:00
2007-07-23T10:52:05+09:00
2007-07-18T08:39:09+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
最近自分の文章に“さて”が多いのに気がつきました。
さてさて。
しばらくの内容は専門の人には基礎的過ぎる読み応えの無いものかと思いますけど、
一般の方にも理解していただけるように説明したいと思っていますのでお付き合い下さい。
---------------------------------------
さてさてさて。
昨日からの続きです。改めて前回の更新を一行でまとめてみると、
肩関節は骨の構造から言って非常に不安定な球関節であり、脱臼しやすい傾向にある。
ということです。あれ、こんなに短くまとまっちゃった。
しかしですね、いくら肩関節が安定性に欠ける関節だからと言って、
私たちが腕を動かすたびにごきゅごきゅ脱臼するわけではないし(中には本当にそういう方もいますけど、それはこの場合ちょっと置いておいて)、日常生活で例えばシャンプーをしているとき、高い棚の上の物を取るとき、それからもしかして友人たちとバスケやバレーやテニスをするとき、私たちって肩をとっても頻繁にくるくる動かしていますが、問題なく動きますよね。
それは、この不十分な骨の構造をカバーする“何か”があるからなんです。
ではその“何か”とは何なのか?
幾つも正解はあると思いますが、挙げてみると、
・関節包 (Joint Capsule)
・靭帯 (Ligaments)
・周りの筋肉たち (Muscles)
と、言ったところでしょうか。
関節包というのは関節を包む袋状の組織で、2つの質が異なる層によって構成されています。
←内側のlayerは滑膜(Synovial Membrane)と呼ばれ、この膜は滑液(Synovial Fluid)を分泌するという重要な役目があります。つまりこの関節包の中は滑液で満たされており、関節面がごりごりぶつかったりして磨り減らないよう潤滑油の役目を果たすほか、関節面にある軟骨に栄養を供給もしています。
←一方、外側は線維膜と呼ばれ、その名の通りwhite fibrous tissueで出来ています。丈夫な繊維で滑膜をしっかり包み守るのがその役目です。この膜は非常に靭帯や腱と構造が近いため、よく近くを走るそれらとくっついて同化していることも珍しくありません。実際この左の絵のGH jointには、Supraspinatus tendon(棘上筋腱)、Coracohumeral ligament(烏口上腕靭帯)、Transverse humeral ligament(上腕骨横靭帯)、それからCapsular ligament(繊維膜)がそれぞれ描かれているんですけど、なんかもうひとつのモノみたいにくっついちゃってて区別しにくいですよね。こんな風に、繊維のbundleになって関節をしっかりサポートしているわけです。
(ちなみに上の絵2つは私が描いたものではないのであしからず)
そして、忘れてはいけないのが筋肉!
肩周りは縦横無尽、更に斜めにも沢山の筋肉たちが走っており、
肩の複雑な動きを可能にしています。その筋肉たちをちょっとご紹介していきましょう。 ShoulderのSuperficialな筋肉の絵はなかったので、このために描き上げました。
とは言っても、急いでいたのでちょっと雑です、ごめんなさい。上が肩の筋肉です。
肩の中でも、最も表面に位置する筋肉たち。左が前方から、右が後方から見た図になります。
個々の筋肉の解説をしていると長くなってしまうのでそれは辞めておきますが、
これら表面に位置する筋肉たちに共通して言えるのは、筋肉自体非常に大きく、
それらが生み出すMotionも非常に大きいものであるという点。
例えば、肩のHorizontal Adductionをする大胸筋、主要なAbductorである三角筋、
肩の伸展・屈曲をする上腕三頭筋と二頭筋。Dynamicで派手な子達が多いのです。
一方で、Deepに位置する筋肉たちは小さめで、その機能ももっと地味。
上の図は、肩のSuperficialな筋肉を取り除いてDeepなものだけを残した絵です。
どの筋肉も肩甲骨に張り付くように走り、上腕骨頭外側にちょこんとくっついて停止しています。
彼らの役目は、大きな動きを生み出すことではなく、上腕骨頭をstabilizeすること。Superficialな筋肉を使って肩をぶんぶん動かしてだけいては、その勢いで上腕骨頭がぽこっとお皿から外れてしまうのなんて時間の問題。そこで、deepにあるこの筋肉たちがDynamicな動きの中で上腕骨頭を微妙な力で前後左右に引っ張り、上手くその勢いを殺して微調整をして、上手くお皿に収めておく役割を果たしているのです。
これらの、Humeral head stabilizerの筋肉軍は、
回旋腱板筋(Rotator Cuff Muscles)と呼ばれています。つまり、肩の筋肉は、
Superficial…Dynamic movements
Deep (Rotator Cuff)…Stabilizing the humeral head
というように、位置と共に機能がはっきりと分かれているんですね。
さて。これを踏まえて、脱臼癖のある人に話を移しましょう。
ヒトは一度脱臼するとまたしやすくなる、と言いますが、これは本当です。
一度脱臼をしたことによって、先に説明した、関節包と靭帯が少なからず伸びてしまうからです。
肩関節を安定させる組織であったこれらがstretchしてしまうと当然関節は緩くなり、
同じようなメカニズムで衝撃を受けたときにまた上腕骨が肩甲骨から外れてしまうのです。
こういう、緩い状態の肩を英語ではShoulder Instabilityと呼びます。
これがあんまりひどいと、腕を90度以上上げるたびに肩が外れてしまったり、もう組織が伸びすぎて全く痛みも無く、“また外れたー”なんて平気な顔して歩いてる人も世の中にはいたりします。
こわいこわい。
(だからこそ、一度目の脱臼は一大事なんですが…これについてはまた機会でもあったら)
残念ながら、一度伸びた関節包や靭帯を元に戻すには、手術をするしかありません。
でもそれじゃあ、肩関節の骨の造りは元々誰もが弱い、それに加えて更に関節包・靭帯が
伸びてしまった脱臼経験者のヒトは、もう手術以外に手立てはないんでしょうか?
そんなことはありません。最後の砦・筋肉を鍛えることによって、失った安定性を取り戻すことは可能です。さてじゃあいったい鍛えるべきは、どの筋肉?Superficial?Deep?
ここまで読んでくださった方ならもうお分かりですよね。そう、他でもない肩の安定性を高めたいのだから、deepな筋肉たち、つまりRotator Cuffを鍛える必要があるのです。
じゃあ、いよいよそれらを鍛える運動を紹介するところで、今日も長くなってしまったので明日に続きます!運動の紹介って難しいのでどう書こうか模索中…。なるべく分かりやすくなるよう努力します。]]>
Self-Management of Shoulder Instability。
http://bluebonnet.exblog.jp/5812594/
2007-07-16T23:59:00+09:00
2007-07-18T03:39:25+09:00
2007-07-17T16:47:45+09:00
blinkinglonestar
Athletic Training
長くなると思いますので、何回かにわけての更新を今から予告しておきますね。
さて、とある方から個人的にメッセージを頂きました。
内容は、かいつまんで言うと、“小さいときから肩の脱臼が癖になっていて、
今でも怖くて手をまっすぐに上げることができない。
筋肉をつけてカバーするにはどういった運動をすれば良いのか?”ということでした。
さてさて、ただ運動だけを教えても患者さんが“何故やるのか”を理解していなければしょうがない。まず徹底的に根本から説明しちゃおうと思います。肩に関しては今までに何回か(※)書いてきましたのでもう恒例になっちゃいますけど、まずはやっぱりその構造から。
(※…過去の記事から、Shoulder Impingement 1, 2, 3) Dr.Ransoneの教科書用に描いた絵をスキャンしたもので、
背景の色にちょっとムラがあるんですけど御了承下さい。
さて、これ(↑)が肩の骨の構造になります。左がFront viewで右が後ろから見たもの。Shoulder Complexは大まかに3つの骨からできていて、三角のとってもユニークな形をした骨が肩甲骨(Scapula)、上にぴよっと伸びているのが(絵を描く際に半分で切りました)鎖骨(Clavicle)、そして長く上下に伸びているのが上腕骨(Humerus)です。
一般的に肩関節と呼ばれるのは、正式には肩甲上腕関節(第一肩関節)のこと。英語だとGH(Glenohumeral) Jointにあたります。つまり、上腕骨頭(Humeral head)と肩甲骨関節窩(Glenoid cavity)の接触面。左図の赤い丸で囲まれているところが正にそれなんですけど、上腕骨のてっぺんのところがゆるやかに丸くなっていて、それと上手く合わさるように肩甲骨の一部が凹型に同様にゆるやかにカーブして、ぴったりくっついていますよね。肩甲骨と上腕骨の接触する関節、だから、肩甲上腕関節、なわけです。何て分かりやすいネーミング!
さて、この肩甲上腕関節はいわゆる球関節(Ball-and-Socket Joint)と呼ばれる造りをしています。どういうことかというと、これは英語で説明したほうがちょっと分かりやすいんですが、球と受け皿(Socket)が合わさったような形をした関節だからです。上腕の骨頭を球、肩甲骨の関節窩と受け皿、と考えると、まさにそんな形をしてませんか?受け皿の上を滑るように球がくるくる動くことで、多方向へのMulti-planeな動きが可能になります。肩の関節って、例えば肘や膝の関節に比べて多彩なmotionが可能なのは、この造りのお陰なんですね。非常に特殊な構造なんです。
さて、今特殊な構造、と言いましたが、身体の中には他にもBall-and-Socker Jointが
幾つかあります。肩に並んで代表的なのが、股関節(Hip Joint)。肩を上げたり下げたり左右に動かしたり、ぐるぐる回したりできるように、股関節でも全く同じ動きができるでしょう?
ちょっと同時に動かして体感してみてください。
ええ、ちょっと見た目は怪しいですけど、一人なら誰も見ていないから大丈夫。やってみました?
そんなわけで、股関節と肩関節は意外にも造りが似ているお仲間さんなんですね。
今敢えて“同じ”と書かず“似ている”と書いたのにはわけがあります。造りの基本はあくまで同じですが、実はこの2つのBall-and-Socket joint、決定的な違いがあるんですね。 さて、肩関節と股関節を並べてみました。赤いマルがついているところがそれぞれの球関節部分です。このふたつ、よーく見比べてみてください。
股関節は球である大腿骨頭(Femur Head)が受け皿・寛骨臼(Acetabulum)にすっぽりと飲み込まれてしまって、骨頭の大部分が見えないほどなのに比べて、肩関節のほうは上腕骨はお皿にちょこんと乗っているだけで、骨の全てが問題なく見えちゃってますよね。
もっと二つの関節の造りを簡略化して見てみましょう。股関節ではacetabulumが深く作られているために大腿骨頭がしっかりその窪みに収まり、球は皿に包まれて安定しています。一方、肩関節の上腕骨頭は、受け皿と球というより、まるでティーに乗ったゴルフボール。ちょっとした衝撃や、風がぴゅーっと吹くか何かしたら、ボールがころっと落ちてしまいそうですよね。
ボールがティーから転げ落ちてしまった状態、それがいわゆる脱臼なわけです。
股関節は前述の通り骨の造りがしっかりと安定性を生んでいますし、それに加えて非常に強い靭帯たちが周りをガチガチに固めているので(上のPelvic Complexの図の左が靭帯アリの絵です)、脱臼は非常に稀です。一方で肩関節は、骨の造りの脆さから脱臼が非常に多くなっています。あなたは肩の脱臼をしたことがありますか?もしないならば、あなたの友人では?ひとりくらいは名前が思い浮かびませんか?じゃあ、股関節の脱臼をした人は?私は肩の脱臼をした友人は5人くらいぱぱっと名前があがりますけど、股関節は誰も知りません。
ね、頻度が違うでしょ。
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さて、肩の大体の構造と、何故脱臼が多いのかをカバーしたところで、
やっぱり充分長くなっちゃいました。続きはまた明日!
そうそう、今日は早速できた友人たちと、アパートのバスケットボールコートでバスケしてきました!アメリカ人と日本人半々の5人で、誰か一人常に休憩しながら延々2 on 2。
最近トレッドミルで走りこんでいたので体力はちょっと今までに無くついているんじゃないかと密かに自信を持っていたのですが、やっぱりバスケの実戦となると左右上下に動かなきゃいけないですから、勝手が全く違いました。思ったより足に疲れが早く来てしまって、うーむ、悔しい…。
途中通り雨に打たれたりしながらも、動けなくなるまでずっとやってました。
あー楽しかった!
一緒にプレーしてたアメリカ人の少年が、何だかとってもあどけない顔をしていて、
フレッシュマンかしら、華奢な身体だし動きがまだまだ若いなぁと思ってみていたのですが、
あとで話してみると何と彼はまだ高校生なことが判明。16才で、卒業まであと一年。
16才!?と思わず聞き返してしまいました。うわー。そりゃぁ若いわけだ。
私は23才だと言ったら、えー、18才くらいかと思った、と言われてびっくり。
最近は“24才?”とか“25才?”とか微妙に上の年齢に見られることが多かった私ですが、
18才とか言われたのは久しぶりです。えーとこれは、喜んでいいんですよね?
わ。っていうか、アメリカに来た時の年だ、18才。
いやいや、やっぱりそれはないだろうなぁ(笑)。
また皆で集まってバスケがしたいな。今日も新しい友人ができて、素敵な一日でした。]]>
アナタを動かすもの。
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2007-07-15T23:59:00+09:00
2007-07-17T15:08:46+09:00
2007-07-17T15:07:26+09:00
blinkinglonestar
Life
あと一週間で日本に帰国される先生の送別会を兼ねた夕食会でしたが、
Gainesville暦4日の新参者の私も暖かく迎えていただいて、
15人ほどの日本人で集まってビールとウィングを楽しみながらわいわい騒いできました。
コンベンションやTonyさん宅の集まりでもいつも思っていたんですけど…。
日本で大学を出られてから修士・博士号取得に大学院留学をしている方とか、
あと今回出会った方に多かったですが、日本で既にお医者さんをされていて、
研究のために留学中の方たちとか、結構いらっしゃるもんなんですよね。
そういう人って皆、エネルギーに溢れていてすごいです!
私が高校卒業と同時にアメリカに行きたい、と考え始めたときに、
ある知人が“そういうのは待ってしまってはしがらみが多くなってしまってどんどん行きにくくなるだけ。今と思ったら今のうちに行きなさい”という言葉と共に背中を押してくれたことがありました。
確かに、高校を出て、ぽん、とアメリカに来てしまうのは、それでも多大な決意が必要ではありますけれど、でもやっぱり気楽・身軽でいいんです。夢を追っかけてればいいんですから。
それが、日本で大学を出てから留学、とか、更には仕事を持った状態から留学、なんて、
例えば既に家族がいたり、仕事&収入等に関してプレッシャーがあったり、現実的問題があれこれ複雑に絡んできて、足からがっつり“留学させない”根っこたちが地面に生えてしまって、なかなか動きにくくなってしまうんじゃないかな、なんて思うんですよね。勝手な想像なんですけど。
えーと、伝わるかな。守るものや背負うものができてしまって、
やりたいことだけやってるわけにはいかない、そんな感じ。
そんな障害物も乗り越えてアメリカに辿り着く人たちは、やっぱり情熱とエネルギーに満ちてキラキラしていて、お話しててもとっても楽しいです。全然私には分からない専門の話とかされているのを聞いていても、話している本人たちがとっても楽しそうなので私まで楽しくなっちゃいます。
かっこいいなぁ、って思っちゃいますよね。
そういう方たちに今日一気に出会えたのは本当に嬉しいです。
私も情熱と探究心をエンジンに使って毎日動いていますから、
皆さんからエネルギーを分けていただけて良いモチベーションになりました。
5年前から変わらず今でもがっつり私の背中を支えてくれる家族に感謝しつつ、
さて、そろそろエンジンをかけていきますかね。夏が本格的に始まります。]]>
段ボールに詰まっているもの。
http://bluebonnet.exblog.jp/5805343/
2007-07-13T23:59:00+09:00
2007-07-16T11:25:27+09:00
2007-07-16T11:25:27+09:00
blinkinglonestar
Life
無意味に3時間睡眠って。やっぱり慣れないところだと身体のリズムも狂うんでしょうか?
さて。テキサスから送った段ボール箱たちが続々と届きつつあります。
Austinの郵便局に3日連続で通いつめ、毎回これでもかってくらいの量の段ボールを
持っていったので、最終日には局員さんにも顔を覚えられて、おじちゃんに、“Hey buddy, you came back!”と言われるくらいでした(笑)。このおじちゃん、とっても良い人で、
私が支払いのときにcheckを書いていたんですけど、小切手を切るときは、
checkがvalid(有効)である証明のためにPicture IDを見せるのが普通です。
急いでいた私はそれを車に忘れてきてしまっていたので、
“あ、手続きしてる間に車に戻って取ってきてもいいですか?すぐ戻ります!”と言うと、
“It's alright, you don't need an ID, I know who you are”とにっこり言ってくれるので、そんなに信用しちゃって大丈夫ですか?と聞いたら、I trust you、と笑ってました。
段ボールがつないでくれた楽しい出会いでした。
さてさて。
中でも嬉しいものが今日届いてくれたんです!
私は、今まで関わってきた人や働いてきたチームから頂いたモノを大事に取っておくのが好き。それを見ていると思い出を引っ張り出すきっかけになってくれるからです。あんなこともあったなぁ、こんなこともしたなぁ、とか時々思い出したり、あの子今頃頑張ってるんだろうなぁ、と考えてやる気をもらったり。だから、働いたときに着ていたポロシャツでも、一緒に撮った写真でも、何でもいいんですけど、目に付くところに散らばしておくのが大好き。
今日はそんな思い出の品々の一部が届きました!
(棚の真ん中はただのぬいぐるみたちです。。。)
Fort Worth Flyers & Austin Torosのマスコット、Austin Wranglers & Texas StateのMini Helmet、Austin Wranglersのサインボール、Texas State Footballのリング、Texas State時代に就いた様々なチームのメディア用パンフ、NATAから奨学金を頂いたときに一緒にもらったカバン、メッセージ入り色紙、etc etc…。まだまだ“思い出グッズ”はこれからも届くんですけど、なんだかこういうものが手元に戻ってきてくれるとほっとします。
ちなみにアパートの一角で撮った写真はこんな感じです。
空っぽだった部屋に、人が入り、荷物が入り、思い出が入り、こうして段々“生活する場所”に変化していくのかなぁなんて身をもって感じています。
この新しい地でも沢山の出会いに恵まれ、“思い出棚”が一杯になりますように。]]>
工作大会。
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2007-07-12T23:59:00+09:00
2007-07-15T01:22:02+09:00
2007-07-14T11:57:25+09:00
blinkinglonestar
Life
新しい街に引っ越してきて、全然その街のことを知らない、というのがいかに困ったことであるかは昨日で十分に実感済み。だって、買い物に行こうにもどこに行ったらWal-martやTargetが、Best Buyが、Grocery Storeがあるのか分かんないんですもんね。
San Marcosに引っ越してきた5年前は、着いたその日から日本人の先輩にほぼ付きっ切りで面倒を見てもらったものです。買い物はここに行くんだよ、なんて、手取り足取り助けて頂いていた私はそういう環境が気がついたら当たり前になっていて、その有難さを、今、身をもって経験中というわけです。新天地で知り合いが一人もいないというのは、初めて。
Floridaには友人はいるけれど、皆散らばっているものなぁ。
しかーし。
ここに知り合いはいなくとも、ここに詳しい現在遠方にいらっしゃる知り合いさんはいるのです。
UFの先輩である心優しいぬっきーさんに、“オススメの買い物スポットやレストラン、
カフェなんかあったら教えてください”とお願いしてみたら、まるでぬっきーさん自身が
一緒に歩いて案内してくださっているような事細かなお返事を頂いちゃいました。
ぬっきーさんありがとうございます!なるほど、こういうスポットがあるんですねー。
そんなわけで今日は色々街探索兼お買い物。
ダウンタウンのあたりを通過してみたり、買い物がいっぱいできるエリアを覗いてみたり。
Dr. Ransoneには、GainesvilleはSan Marcosより田舎だよ、なんて脅されてましたが、
実際に見てみると、いやいやSan Marcosよりは拓けてませんか?大学の規模が違うもの。
ただ、どの車も当然ながらオレンジの絵の入ったフロリダナンバーで、他にテキサスのプレートをつけてる人なんかいないから、ちょっとアウトサイダー気分。。。Gatorsや"National Champ"のステッカーを付けている車も多くいて、ああ、UFに来たんだなぁと実感です。
既にこの街の虜になりつつあります。ああ、良い所に越してきた。
買い物では安売りしていた組み立て式の机や本棚やTVスタンドを買ってきて、
家で汗だくになって組み立ててました。贅沢は敵ですもんっ。自分で頑張ります。
基本的に説明書を見ながら組み立てていけば問題ないハズなんですけど、
説明不足の箇所も多く、想像力を最大限に膨らませながら作っていきました。
いやいやなるほど、幼稚園からずっと好んでやってた工作がこんなところで役に立つとは。 (TVスタンドに置く肝心のTVがないので、パソコン置いてます(笑))
順番に仕上げていき並べると、気分が良いのなんのって。一人工作大会です。
やっとちょっと家らしくなってきました。めざせ俺の城。
…とはいえ、夢中になって組立作業をしていたら、夜の3時。スクリュー回しすぎで手がイタイ。
別に仕事があるわけじゃないけど、sleep inしたっていいんですけど、
昼過ぎに起きたりするのはキライです。朝起きて、夜に寝る、生活時間はちゃんとしたい。
なんでしょうね、引越ししたてって、テンションが非常に上がりやすいみたいで、
買い物に行って素敵なものを見つけては、きゃほーー!と異常にテンションが上がり、
帰ってきて買ってきたものを眺めてはまた、うはーー!とテンションが上がり、
それを部屋にどう置こうか考えていてもじわじわとテンションが上がり…。常に興奮状態(笑)。
電池が切れないうちに上手くコントロールできるようにならないと。さて、おやすみなさいっ!]]>
Goodbye Mississippi, HELLO GAINESVILLE!!!
http://bluebonnet.exblog.jp/5787081/
2007-07-11T23:59:00+09:00
2007-07-14T06:46:23+09:00
2007-07-13T01:17:21+09:00
blinkinglonestar
未分類
今日は2日目ということもあってか、疲れが溜まって運転が非常にきつくって大変でした。
運転を始めて1時間で集中力が飛び始めて…。腰もすぐ痛くなるし、左肩はなんと筋肉痛。
でも良く考えたら、肘をロックした状態でGHのfine movementをずっとしているわけだから
めちゃめちゃRCに来るわけです(普通そんな運転しないんでしょうか??)。
うー、それにしても痛い。な、情けない…。
眠くはならないんですけど、例えば勉強ぶっ続けでしてると急に脳みそが回らなくなって、教科書を眺めていても全然頭に入ってこない、ってなるみたいに、頭がぼーっとしてきちゃって。
でも、途中で抜けたAlabamaの景色はとっても綺麗だったし、
Floridaに入ってからは一気にテンション急上昇。Gainesvilleの文字を看板で見たときの嬉しさと言ったらなかったです。迷うことも無く、アパートにまっすぐ辿り着くことができました。
とりあえずシャワーカーテンやゴミ箱といった、必要最低限の買い物をしなければ
いけなかったので、インターネットで場所を調べて近くのWal-martへ。
こういうとき、インターネットは便利だ。ああ、誰かのワイヤレスさん、ありがとう。
アメリカに初めて来たころは、アメリカ人の買い物の量の多さにびっくりしたものだけれど、
(日本ではスーパー等で皆小さな買い物籠を下げて買い物しますけど、こっちは基本的に
でっかいカート。しかも、それを溢れんばかりに一杯にさせて皆レジに向かっています)
今日は私も負けじとモノを積み上げて買い物してきました。
5年の月日は私をアメリカナイズするのに十分だったようです。
オリエンテーションが始まるのが8月、その前にバレーボールのキャンプを手伝うことになっていますが、それがあるのが7月下旬。つまり、10日ほど完全にoffなんですね。
この10日を有効に使って、まずは生活の基盤をしっかりさせねばと思ってます。
贅沢こそできないけど、勉強机やベッドとか、まだまだモノは必要ですし、
Gainesvilleを色々回って、街のことも知っておかないとね。
とりあえず、無事に着きました、の報告でした。
応援(?)してくれていた皆さんありがとうございますー。]]>
Goodbye Texas, Hello Mississippi。
http://bluebonnet.exblog.jp/5776467/
2007-07-10T19:00:00+09:00
2007-07-14T06:46:23+09:00
2007-07-11T10:21:17+09:00
blinkinglonestar
未分類
何故にミシシッピ?とお思いの皆さま、そうなのです。旅立ちのときなのです。
今日Texasを発って、現在Gainesvilleに向かっている最中。
中間地点のGulfportで今日は一泊して、明日の朝にGainesvilleに向けて出発します。 どどどーん、アメリカの地図ってこんな感じ↑ですが、私が移動してる経路はこんな感じ↓。 テキサスから、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ州を越えてフロリダに到着です。
今日のAustin⇔Gulfportは8時間半、明日のGulfport⇔Gainesvilleは6時間半くらい。
ロングドライブは思ったより精神的にはキツくなくて安心してるところですが、
座りっぱなしは腰に来ますね…。やっぱりちょっと疲れた。。。
ここ、Gulfportはミシシッピの南端で、メキシコ湾が程近いので、元気があったら海を眺めに行こうかなんて思っていましたが、天気が芳しくないのと、モーテル前の道の渋滞がすごいのと、なんだかNeighborhoodがあんまり宜しくない感じなので、体力回復を優先して、今日は大人しくしていることにしました。ここんとこちゃんと寝てないし、今日はしっかり寝ます。
←日の暮れるGulfport。
明日は、いよいよGainesville入りになります。
ここ数日、San MarcosやAustinやRound Rockの色んな友人知人とお別れをしてきましたが、夕ご飯に連れて行ってくださったTonyさん、見送りに来てくれたくにさん、ひろき、ほくと、まさと、でんちゃん、電話をくれたいのまみ、お世話になった教授たちや最後にとあちこち連れ回してくれたアメリカ人の友人たち、皆本当にありがとうございました。
とりあえず、皆さんに“無事に着きました”の報告ができるように、
明日も頑張って運転します!]]>
Happy 4th of July!
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2007-07-04T23:59:00+09:00
2007-07-14T06:47:01+09:00
2007-07-06T23:46:03+09:00
blinkinglonestar
未分類
アメリカ人は律儀にこういうイベントをしっかりお祝いしますね。
だって、日本人の私にまでおめでとう!っていうんだもの。
日本にも建国記念日はあるけれど、そんな祝う習慣があるとは思えないし、あったとしても
外国人の友人に“おめでとう”って私は声をかけるのかしら、とふと考えてみたり。
人種のサラダボールのこの国では、相手の国籍をいちいち気にしないのかしら。
いいじゃん、めでたいんだから、一緒に祝っちゃおう!とか、言いそうだ。
その良い感じのいい加減さは好きかも。
そんな祝日だからか何なのか、今日は珍しい&懐かしい友人からも沢山連絡が来ました。
いつものカフェでネットを使いながらあれこれと作業をしていると、
“what up foo”とメッセンジャーで声をかけてきたのは懐かしのHomieではありませんか。
現在NBA Charlotte BobcatsのSummer Leagueに参加中という彼は、
さっき練習が終わって帰ってきたーだそう。頑張り屋さんの彼ですから、きっとストイックに
毎日努力を重ねてるんでしょうね。そうでなくても今年には懸けるものがあるでしょうから。
お互い片手間に、という感じのペースでしたが4時間以上なんだかんだで話していました。
それと同じくらいのタイミングで、また別の友人からは、
“おーいSupersyどうしてる?今日は特別な日だから神に祈って金を稼ごうぜ”
とかいう意味不明なテキストが(彼は何故か最近私を“Super Sy”と呼びます)。
信心深いんだか俗物的なんだかわっかんないぜアメリカ人…。
“Everyday is a great day”が口癖の彼は、以前から毎日私の顔を見るたびに“Having a great day?”と聞いてきていたのですが、今日はお返しにとその質問を先にしてみると、
“Yes! Everyday is a greater day than the dey before!”という、
底抜けに元気なお答え。いいなぁいいなぁ、なんかこういう人と話してると元気もらえちゃう。
そうだよねぇ、素敵な昨日が今日にはプラスされるんだから、そりゃ昨日よりは良いよなぁ、
と、理屈が通っているんだかなんだか自分でも分からない納得の仕方をしていました。
夜になって家に戻ってきてぐったりしているところへ、
今度は何と、日本にいるアイ(仮名)さんから電話。うわっ、久しぶり!
書類に関するあれこれから話が発展して、最近の自分たちや共通の友人たちの近況話へ。
卒業式の後、私はAustinに引っ越して、彼女は日本に帰って。
それだって2ヶ月も経っていないのだけれど、あれから随分色んなことがあったもんだ。
こういう時期だから当然ですけどね、お互いの人生が熟してきて、方向性が変わったり定まったりしてくるのかなって思いました。お互いゆっくりでっかい実をつけよう、せっかくだから。
さらに夜になって、今度はまた別の友人からテキスト。
というか、この子に携帯番号を教えた覚えはないのだけれど、彼には随分良くして貰ったのに、ちゃんとお別れを言えなかった、と、後悔していたところだったので丁度よし!ファインプレー!
行く前に電話でもしてきなさい、と言われたので、うむ、今度してみます。
そんなわけでどうしたのってくらい皆からの連絡が一気にあった一日でした。
もうここを去るんだ、っていう気分のときに、懐かしい友人たちが連絡してきてくれると何だか嬉しい。自分からは他人にほとんど連絡を取らないので尚更です(えぇえぇよく怒られます)。
Kristyの家に越してきてから走り始めたトレッドミルも、どんどんloadを上げていって、
今日はついに6.6mhpで6mileと、最大のペースを達成したし、やたらご機嫌になってます。
(左足1st & 2nd metatarsalの辺りの痛みが日に日に増しているのはご愛嬌)
夜に、曇り空に負けまいと放たれた空一面の花火も綺麗だったけれど、
それ以上に自分の心がすっきり綺麗でいられた、良い一日でした。
(それにしても痛いなぁ、左足)
(…疲労骨折、というオチだけは勘弁してもらいたい…)
(怖くてスペシャルテストをする気にもなれない、ダメATです)]]>
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