私が“How are you today?”と聞くと、
決まって“I'm blessed!”ととびっきりの笑顔で返してくれる選手がいます。
今日はTreatmentとMeetingの日だったのですが、
ちょっとcriticalなMRIの結果とX-rayの結果が出る日で、内心ハラハラして待っていました。
数人分の結果、全てが全て最高とはいかなかったけれど、最悪の事態は全員免れ、
中でも前述した選手が先日の試合でfxの疑いを伴うankle sprainをしたのですが、
幸い彼のX-rayはnegative。mildの中でもかなりmildなhigh sprain、という結果でした。
“良かったね、high sprainって結構厄介で、かなり時間がかかることが多いんだよ。
でもこの分だとその心配はなさそう。軽いケースで良かったね。
無理はしちゃダメだけど、できることをやってしっかり治していこうね。”
と声をかけると、“うん、本当に良かった、神様に感謝だなぁ(I'm blessed)”と噛み締める彼。
I'm blessed。
blessというのが“祝福する”、という意味なので、I'm blessed=祝福される・恵まれる・恩恵を受けるというのが辞書からのそのままの訳になりますが、
調子はどう?という私の問いに彼がにっこりそう答えると、私には、
“今日も神様の祝福を目一杯受けてるよ!”と言っているように聞こえるのです。
こっちまでにっこりしてしまうんですよね。
日本語にはなかなかない表現だけど、なんだか素敵だなぁ、と思って。
純粋なクリスチャンではない私は一生言うことのないフレーズかもしれないけれど、
私の周りの多くの人が、こんな風に毎日を感じてくれているといいなぁ、なんて思いました。
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いつも憎まれ口ばっかり叩く選手が、今日まじまじと私を見て、
“I become happier when I see Sy, you always look happy.”
と言ったのでちょっとびっくりしました。
もちろん私も人間だから、毎日が幸せというわけではないし、bad dayもあるし、
将来や現在のことを考えて悶々としていることも結構あります。
でもそういったnegativeなものやweaknessって、show offするもんじゃないと思うので、
特に仕事をしているときはそんなところを見せないようにと心がけています。
笑顔振りまいてにこにこしてる、と書くと何だか安っぽくて嘘っぽいけど、自分の中のpositiveなsideに焦点を当てて、それをprojectしながら仕事している、というイメージです。
自分でそれがちゃんとできているのか正直分かっていませんでしたが、
他でもない、この問題児からそんな言葉が聴けたのだから少なくとも私の向いている方向は間違っていなさそうです。自分の心のコントロールがしっかりできてこそprofessional。
他人にnegativeな感情を振りまくATにだけはならないように、これからも精進精進です。
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そうそう、とっても良いニュースです!
今週は、誰もcutされませんでした!明日また、新たな2-day contract(二日間契約)の練習生がどっさり来ますが、今のところ減る予定はないようです。多くの選手が“次は俺かも”と不安がっていただけに、コーチからそれを聞いて本当にほっとしました。
この負けを乗り越えて、チームの結束も高まってきた気がします。
あれだけ良い試合ができたんだもの。今週こそは、勝ちたい!
そういえば、今日で丁度、アメリカに初めて来てから5周年を迎えたことになります。
Time flies。色々あったけど、やっぱりあっという間、だったな。
いつになくまとまりのない更新ですが、たまにはこんなのもありですよね。