明日テストですが、一通りテスト範囲をカバーし終えて気分が楽になったのでのんびり更新です。
今日は色々あった一日でした。
練習中、選手が“怪我した!指切った!”と言って見せた指を見てぎょっとしました。
指の皮が派手にscrapeして、血がダラダラ出ていて。
血だけなら別にびっくりもしないんですが、skinの捲れ方と指のdeformityが
かなりobviousだったからです。PIP jointがflexedでDIP jointがhyperextended。
まさに
Boutonniere deformity(ボタン穴変形)です。
extensor tendonのcentral slip(PIP関節上部)が断裂して、lateral bandsが横に
スリップして(関節部で2本に分かれるのですが、それが左右に落ちてしまうのです)、
extensor mechanismが完全にupsetされてしまった状況です。
“How did you get this?”
----“It's just happened, I don't know.”
“You just scratched on a helmet or something? or got hit and jammed?”
----
“I don't know.”
この時点で頭に真っ先に浮かんだのがsublux、その衝撃による指伸筋腱の損傷でした。
これはオオゴトだ、とsidelineまで連れてくると、
Davidも彼の指を一目見て、うわ、どうしたの!とびっくり。
でも、“うわ、こりゃBoutonniere deformityだよ、extensorが怪我してる”と言って
Davidがgloveをはめてpalpate始めると、選手が“あ、指がこうなのは元から”と言うのです。
逆の手と比べてみると、確かにDIPがhyperextended。
“My fingers are all messed up”とにっこりして見せる選手。
結局ただのscratchでした(笑)
絆創膏して、テープ巻いて、終了。Davidと、ふーとため息をついてしまいました。
でも、ほんとにひやりとした。あー、いい経験した。
ほんとcheck bilaterallyって大事ですね。
ほかにも色々あって色々書きたいんですが、諸事情あって今はここにはのっけないことにします。
選手の怪我のことなんで…。
時期が来たら、ここに載せられるように、パソコンの中に文章残しておきます。
ほんとに色々学んだ一日でした。
さて。余裕ぶっこくのはこれくらいにして、そろそろ勉強に戻ります。
頑張れ!自分。