今日は、アメリカに戻ってきて以来のまるまるのDay off!
トコトン寝てやる!と思ったものの、カラダは正直なもので5時半には目が覚めてしまいました。
悔しくて2度寝したのは言うまでもありません。
お昼頃から活動を開始。まさとCoffee Pot、Alvin Ord'sであれこれお話。
気がついたらかなーり長いことしゃべってました。
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ぬっきーさんの
Blog、“
胸が痛いと言われたらどうしますか?”を読んで思ったことがあったので、
ちょっと書こうと思います。
この話を読んで皆さんの印象に残るのは間違いなくmachine-gunおばちゃんかと思うのですが、
(彼女のAttitudeは間違いなく人を批判しようという前提から取られているもので、
怒りうる最悪の事態、問題の根底、それを解決しようという努力を考慮しているとは思い難いです)
私は、このお話のポイントを嘘をついた選手に置いてちょっとあれこれ考えていました。
嘘をつかれる。
Athletic Trainerとしては辛いことです。
本気で心配して、本気で原因を見つけて解決しようとしているのに、
その真摯な心を裏切られるような行為であるからです。
仮病はこの世でいちばん重い病気だ、という言葉があります。
その原因は心にあり、治そうという意識が欠如していたら永遠に治らないからだと私は思います。
先学期、陸上で働いていたときに、“手首が折れたー、いたーい!”と喚きながらPole Vaultの
選手がTRにやってきたことがありました。聞いてみると、廊下で滑って転んだとのこと。
腫れや変色・変形は見られませんでしたが、ちょっと触っただけでもひどく痛がり、
squeezeもtapもPositive。骨折しているかもしれないから病院に行かないと、と言うと、
いいから大丈夫だから今日は帰らせて!とすたすた帰ってしまいました。
慌ててBossに報告しても、Bossは意味深顔でほっておけと言います。
心配で心配でたまらなかったのですが、何度確認しても“いいから練習を見てなさい”と
言われるので指示に背くわけにも行かず、その日は練習をカバーして終わりました。
次の日、彼女の顔を見るなり真っ先に、手首はどう?と聞くと、
彼女はサラッとこう言ってのけたのです。
“ああ、あの日はちょっと練習に出たくなかったから。別に全然痛くないよ。”
このときのショックはちょっと忘れられるものではありません。
練習がキツイから、嫌だから。
こういった理由で怪我をmake upしたり大げさに言う選手はたくさんいるかもしれません。
でも、そんな嘘を一度ついてしまうとあとはひたすら上塗りするしかなくなるのです。
何故なら、嘘をつくことで状況が改善されたわけではなく、またしばらくすれば同じ問題が彼らに
振りかかり、その都度彼らは嘘をつけば楽になれると思うだろうからです。
嘘をつかなければ以前の嘘がばれてしまう、という恐怖感も手伝うでしょう。
ぬっきーさんの場合のFootball選手もそうです。
胸が痛いというdishonesty、紙を親に見せないというdishonesty、医者に行ったというdishonesty。
えてして状況は悪化していく、というわけです。
そういう選手を本気で心配するのはもしかしたらバカらしいことなのかも知れません。
でも、万が一のことを考えてしまうと、やっぱりできる最大限のことはしなければと思います。
何かあったら訴訟の対象にされるのはこっちですし、何より単純に選手の身が心配です。
See,
dishonesty is the worst disease in the world because nobody can fix it but you. This disease is from your heart. I want to understand your situation, but if you hide it, then I can't see. The only person who can see your heart is---it's you. and if you keep being dishonest with yourself, then....nobody can help you.
I'm always trying to be honest with you. So I expect you to be honest, too. and let me help you.
今度そういう目に遭ったら、しっかりAthleteと話をしたいと思います。
バカまっすぐな気持ちは、ちゃんと伝えれば分かってもらえる!
そう信じるしか、今の私には手段がありません。