まとめてUPするとか言っておいて、こっそり更新です。
新潟に来ています。
新潟アルビレックス、というプロのバスケットボールチームでインターンさせてもらっています。
ん?プロ?バスケって実業団じゃなかったっけ?
というのはもう過去のこと。
今日は、
bjリーグという存在を
皆さんに知ってもらいたくてこの文章を書いています。
このbjリーグ、Basketball Japan Leagueの略ですが、書くときには小文字なのがポイントです。
BJリーグよか、カワイイですよね。
bjリーグ。その名のとおり、日本のバスケットボールリーグ。
でも、実業団じゃありません。日本で初めてのバスケットボールのプロリーグです。
そうです、ついに日本でもバスケットがプロスポーツになったのです!
この生まれたばかりのbjリーグ、現在は
新潟アルビレックス、
大阪エヴェッサ、
仙台89ers、
埼玉ブロンコス、
東京アパッチ、
大分ヒートデビルズの6チームが所属しており、来年以降も
まだまだ増えるんじゃないかと言われています。
細かいチームの解説や名前の由来は
このページで見てみてください。面白いですよ。
開幕は11月。今はどのチームも輪郭形成を終え、いよいよ本格的に始動し始めている時期です。
このbjリーグ、本当に面白いものになると思うんですよ。
一番画期的なのが、
外国人選手枠を設けないという点。
今までの実業団中心のリーグでは、外国人選手は2人まで、という制限がありました。
なので、ほぼ全てのチームが背の高い外国人選手をセンターとして起用するという現状。
これでは日本人で世界に通用するようなレベルの良いセンターが育たないのでは、という声も
今まで少なからずありました。
しかし、bjリーグでは
外国人枠を設けない=外国人選手に対する人数制限がないんです。
今までの悪傾向を助長するかのように見えるこの提案ですが、それがそうでもないんです。
この規則によって、理論上は外国人選手のみでチームを構成、なんてのも可能になりますが、
実際はチームの選手達の合計給与額に制限があるので、外国人選手取り放題にはなりません。
逆に、その給与枠をお互いのチームが駆使することで、
一般的に給与の高いinsideの選手を減らしてその分給与の安いガードの選手を複数入れるなど
いろんな工夫が生まれて、今までの悪循環を打破するきっかけになります。
外国人センターは相手チームの外国人センターとやりあう、という固定のラインが消え、
外国人選手と日本人選手がコートで混じり合い、全てのポジションの選手が刺激を受けつつ
より高いレベルを意識してプレーしていく、という理想的な絵図が生まれてくると思います。
ルールも
NBAルールを一部採用するなど、とにかく今までにない新鮮なリーグ。
日本のバスケは、いま、大きく変わりつつあります。
バスケ好きの皆さん、わくわくしてきませんか?
そんな新潟アルビレックスに、今はお邪魔している最中です。
去年も同じようにインターンさせていただいたので、一年ぶりの新潟。
去年お会いした方も、もういらっしゃらない方も、新しくお会いした方もいますが、
とにかくスタッフの方々も選手の皆さんもいい人ばかり。楽しい毎日を送っています。
私が応援するのは間違いなくこの新潟アルビレックス!
初代チャンピオンに輝いてくれることを祈っています。
一方で何かと話題が尽きないのが東京アパッチ。
地元・東京のチームというだけでちょっと気になってますが、
なんと、NBA・LakersのKobe Bryantの父、Joe Bryantが監督に就任したのです。
彼は以前ヘッドコーチを務めていたABAのチームでコーチ兼選手としても活躍。
今回も、彼はプレーするのでは?と注目が集まっています。50才というお年なんですけどね。
その他、東京アパッチは契約選手等、細かいことはとにかく内密にしているようで、
開幕と同時にばばーんとやるみたいです。いやはやどんなことになるやら。
そんなわけで、bjリーグの動向、これからも皆さんの目に留まればと思います。
日本在住の方、11月の開幕時には、是非会場に足を運んでみてください!
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今日はお昼からweight。選手の方々の筋肉痛もピークのようです。
“子供に飛んで乗っかられて、思わず思い切りはたいちゃったよ。大泣きしてた…”
という選手もいました(笑)
ワラさんは相変わらず、一生懸命両手でバランスを取って片足スクワットをしているチームメイトに
“ぴ~ひょろ~~”と言って脱力させていました。
S&Cコーチ・阿部先生といいお話がたくさんできた日でした。
日体協のオファーするトレーナー試験について私はほとんど無知だったので、
実際に日本体育協会公認アスレティックトレーナーの方から
その仕組みや流れについて聞かせていただいたのは為になりました。
日本は、基本となる足首のテーピングがヒールロック、Figure 8共に一回ずつなんですね!
この1回の差は、何を産むんでしょうね。
夜は練習試合。はっしーさんのスリーが決まって大盛り上がりでした。
試合のあとは、廣瀬さんと若手選手さんとで、ご飯を食べに定食屋さんに行ったのですが、選手の皆さんは食べる食べる。
単独合宿中の桜木花道を思わせる食べっぷりでした。
肉野菜炒め定食大盛、生姜焼き、鰹のたたき、冷奴、とろろ、これで終わりかと思えばシメに鉄火丼!! これで一人前です。
見ているこっちがお腹いっぱいでした(笑)。
やっぱ、バスケのプロは食事のプロでもあるんですねー。