トリビアの泉で、リアルゴールドにブラックライトを当てると光る、というものを今日やってました。
リアルゴールドというのはコカコーラ社の製品で、栄養炭酸ドリンク。
各種ビタミンや栄養素が入っていて、ローヤルゼリー、高麗人参エキスなんかも入ってます。
…昨日に引き続きですが、自分、決してコカコーラ社の回し者ではありません。
炭酸がダメですから。
一方、
ブラックライトというのは300~450nmの近紫外線を放射する照明。
紫外線は蛍光物質を光らせる作用があります。
クラブやバーに入ったら自分のシャツが光っていたりしたこと、
もしくは東京ディズニーランドで再入場のスタンプを押してもらったら光ってたこと、ありませんか?
これは、ブラックライトによるものです。
ちなみに、紙幣にも偽札防止に特殊なインクが使われており、
ブラックライトを当てると朱色の丸い日本銀行の印章の部分が光ります。
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で、このトリビア、なぜこんなことが起こるかというと、リアルゴールドの中に含まれる
ビタミンB2が紫外線を可視光線に変える構造を持っているため、ブラックライトから発せられる
紫外線を取り込み、可視光線を放つということのようです。
物理で皆さん恐らく習ったように、
赤外線→可視光線(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)→紫外線を区別するのは波長です。
赤外線が一番長く800nm~400000nm、
可視光線は400nm~800nm(赤が一番長く、紫が短い)、
紫外線が近・遠紫外線と幅があるものの全体で14~400nm、という分類になっています。
なので、紫外線を可視光線に変えるということは、光の波長を変える仕組みがB2の中にはあるということ。なんじゃそら。どういうことなんでしょう。
プリズムで皆さん、光を七色(正確には連続した移り変わりですが)に分離させる、
なんて実験をやったこともあるかと思いますが、あれは光の長さを変えているわけではなく、
屈折の性質を利用して波長の順番に並び替えただけ。
波長をいじってるわけではなく整列させただけなわけです。
だから、トリビアを見て、波長を変えるってどういう風に起こるんだろう?と疑問に思ったわけで。
どういうことなんだろうねぇと話していたら、こういうことかも、と友人が話してくれたんですが、
モノには
固有振動というものがあるらしいです。
特定の振動数であれば、そのモノは振動するという。共鳴して揺れだすというか。
これはモノによって違うそうなんですが。
で、もしかしたらビタミンB2(もしくはこの中の成分の何か)の固有振動が、紫外線の波の振動数と等しいのでは?とのこと。つまり、紫外線がビタミンB2と接触したときに、ビタミンB2が紫外線と等しい振動数で振動する。で、紫外線はその分、自分自身のエネルギーを失い、波長が変化して可視光線になる…と。
なるほど確かに説明がつくかも。
でも、そうじゃないかもよ~、俺がそうかもって思っただけ~と彼は申しておりました。
真相は闇の中。
っていうか、詳しく調べる気があまりないだけですが(汗)
ちなみに、なんで光って屈折するかって皆さん知ってますか?
私は大学のPhysicsの授業で聞いて、感動を覚えました。
たぶんひけらかすようなことではない、ものすごい基礎的な知識なのでしょうけども、
今度そんな話もできればと思います。
だってありえないメカニズムなんですもん。光賢すぎ。
ぷすん。
ちなみに私にも固有振動があるとしたら、
それにはとりあえずバスケとATと演劇は含まれているでしょう。
あなたの固有振動は何ですか?
ココロ揺さぶられて止まらないもの。あなただけの固有振動をがっつり捕まえちゃってください。
私もまだまだ見つけたいです。